長男の妊娠がわかった2015年。
念願の妊娠に喜んだと同時に「教育費ってどれだけ必要なんだろう?」と考えました。
その資金を確実に用意するため、補償のある保険と貯金の2本立てで貯める!と決めたものの、保険については全くの無知。
人生で2番目に高い買い物ともいわれる保険。
途中で払えなくなっては意味がない。
後悔なく自身の生活・用途にあったものを選びたいですよね。
この記事では、なぜ「低解約払戻金型保険」を選んだか、加入のメリット・デメリットもお伝えします。
- 子どもの学資保険を悩んでいる
- 大黒柱の保障がほぼない
- 保険にあてる余裕がない
- 低解約払戻金型保険のメリット・デメリットを知りたい
読みたい項目へ
学資保険がわりに加入した低解約払戻金型
長男の教育資金用に加入した保険の内容はこちら。
アフラック WAYS 低解約払戻金(解約返戻金)型
名義人 | 夫30歳(加入時) |
---|---|
保険料 | 15,020円/月 |
死亡保障 | 500万円 |
払込期間 | 17年 |
累計払込料 | 3,064,080円 |
17年かけて300万円を払い込みます。
その間に夫に万が一のことがあった場合、500万円の保険金がおりるものです。
その時の状況と流れを以下にまとめました。
当時の収入と保険加入状況
3年前、わたしがツワリでパートを辞めたため世帯収入は夫のみのお給料になりました。
約250万円で生活はカツカツ。
大黒柱である夫は医療保険の加入のみ。
ここから死亡保険と学資保険を払う余裕があるのか・・・?と悩む日々が続きました。
そう思ったときに調べてたどりついたのは
- 自宅にFP(ファイナンシャルプランナー)が訪問
- 何回でも無料で相談できる
忙しいママ必見!お家で保険相談♪【保険見直しラボ】という訪問型の保険相談でした。
妊娠中ずっとツワリで外出がおっくうだった私はすぐに申し込み。
すぐ折り返しの連絡があり日程の段取りをしました。
保険の加入に対する不安
このときの不安要素といえば…
- 夫婦そろって中卒なので教育資金について知識ゼロ
- どちらも生命保険に入っていない
- たいした貯金もよゆうもない
- 当時は世帯年収300万未満の一馬力
面談の日まで、こういったことを考えて悶々とすることが多くありました。
せっかくの保険相談。
わからないことは全て聞こうと思ったので「不安に思う点」をノートにまとめました。
保険に求めるもの・希望
そのほかにも、相談日までに保険についてネットで調べて
- 質問したいこと
- 最低限の希望
これらも書きだしておきました。
これから相談されるという方は参考にして下さい(*^^*)
月に払える金額 | 夫のみのお給料で無理せず払える額 |
---|---|
目標額 | 保険で250万確保しておきたい |
払い込み期間 | 15~17年で払い込みを完了したい |
保障について | 夫に万一の事があったときの保障 |
そのほか | ・学資保険と低解約返戻金型のちがいを知りたい ・各保険会社の利率を知りたい |
これが明確になっているだけで話のすすみ具合や、提案される保険が変わってきますよ。
支払い金額の設定
現在、月15,020円を支払いしています。
この支払額に設定した理由は
- 児童手当をまるっと充てること
- 3歳以降1万になるが、その時には私も働くであろうと想定
- 月15,000円だと15年払込でも250万を超える
これらを叶えるのが今、加入しているものです。
わが家の予算「年間予算は?平均生活費と内訳を公開!」も合わせてご覧ください。
15~17年の払込みにした理由
理由は大きく分けて2つです。
- 18年払込みだと払込完了日や志望校の入金期日によっては保険払戻しが間に合わない可能性もある
- 満期がきたらお金がおりる学資保険と違い、払込後は置いておくほど利率があがるため。
『置いておくほど・・・』というのは、払い込む期間は短くするほうが運用期間がながくなるからですね。
条件と金額の兼ね合いで17年払込みが可能だった保険を提案していただきました。
状況がかわり余裕があれば
- 払込期間を短くする
- 年払いにする
こうすることによって少し利率が上がります。
死亡保障金額
死亡保障は夫に万が一があった時、本当に必要な最低金額はいくらか?を考えて500万円にしました。
「専業主婦の死亡保障は?実は大黒柱よりリスクが高い!?」でも書き出していますが、夫がいないことで
- 減ってしまう収入
- 入ってくるお金
- 減る支出項目
これを細かく計算をした結果の最低保障です。
学資保険と低解約払戻金型と外貨保険
おそらく保険を利用して教育資金を積みたてている方は
- 学資保険
- 低解約払戻金型
- 外貨保険
この3つが主流だと思います。
2017年春に貯蓄型保険の改訂があり、最近はこちらを勧められることがあります。
外貨(ドル・豪建て)に加入するなら、きちんとレートや手数料なども計算でき余裕資金が安心です。
当然どれも良し悪しあり、最終的な決め手になったのはふたつ。
- 死亡保障を兼ねている
- 払込後は毎年利率が上がる
年収300万未満で「学資保険+夫の生命保険」の2本を払うのは必要なものだと分かっていてもキツい。
だからといって学資保険だけに加入した場合、夫が亡くなると残りの払込料は免除されますが満期がくるまでお金はおろせません。(元本割れで解約は可能)
この保険の1番の目的は大学入学時!
もし行かないのであれば置いておいて、第二子の教育資金にまわすか(利率が上がるため)息子が必要な時まで少しでも増やそうと考えました。
作成してくださった計画表を見てみると、払込後は毎年1%~2%近く上がります。
低解約払戻金型保険のメリット・デメリット
この保険のメリット私が加入した理由のとおり、死亡保障を兼ねていて、払込後に利率がグッとあがることです。
グッと利率のあがる理由は「払込完了までに解約したとき、大きく元本割れするようになっている」からです。
元本割れとは?
今まで支払ってきた総額よりも、解約時に受け取る金額がすくなくなる。返戻率が100%未満になること。
(例:契約保険による)200万円支払い払込完了以前に解約した場合、受け取る金額が100万円になる。
メリットとデメリットは表裏一体。
学資保険やほかの生命保険も、払込完了時までに解約すると元本割れがほとんどです。
低解約払戻金型保険は、それよりも返戻率がさがるということですね。
わが家はぜったいに解約しない自信と計画をたてて、この保険に加入を決めました。
万が一解約した時のことをかんがえると・・・と不安な人は、もっと解約時の返戻率も重視してみましょう。
解約の危険性が高いと思うなら「教育資金のために保険を活用」はしないのが1番ですね!
まとめ
長男の教育資金用保険は相談申し込みから加入まで約3週間かけ、こういった流れで決まっていきました。
FPが自宅に来たのは
- 初回(保険の仕組み説明・こちらの希望と照らし合わせ)
- 3社の保険を提案(事前にメール・電話で説明あり)
- 夫が在宅時に契約
この3回でした。
自宅に何度も・・・というのは大変なので、電話やメールも活用しましたよ!
面談までに最低でもこれらのことを決めていると、話がスムーズにすすみます。
営業トーク対策にもおすすめ!
- なんのための保険か
- 払える金額はいくらか
- (貯蓄型なら)目標金額はいくらか
- 払込み期間
- 万が一のときの保障について
\ 訪問型の【無料保険相談】 /
初めての保険相談では加入するものを決めただけでなく
- 万が一の時、どんな国の保障・制度があるのか
- そのときに必要になるお金・不要になるお金があること
- 最低必要だろうという金額が分かったこと
それまで全く考えもしなかった事を知ることができ、勉強になりました。
子供たちの将来のため・子育て中に万一が起きたときのこと、考えすぎと言われることもありますが損はないですよね。
次男の分は学資保険にしました。
理由や内容は「ソニー生命の学資金準備スクエアを選んだ理由」をご覧ください。
うちの保険については、下記をあわせてお読みください(*^^*)
すべて保障内容・加入した理由や流れをまとめています。
保険に悩んでいる方の参考になると嬉しいです😊