貯金できる人と、お金が貯まらない人の違いは何だと思いますか?
わたしは元々お金にシビアで、どちらかと言えば「貯金できるタイプ」です。
反対に夫は、浪費していないのに「なぜか貯まらないタイプ」でした。
実際に一緒にくらしてみると
と実際に感じたポイントがいくつもありました。
でも、本人は「なぜお金が貯まらないのか」気づいていません。
節約は日々の習慣を見直すだけでできることがたくさんあります。
その積み重ねで貯金もできるようになります。
この記事で私たち夫婦を比較し、改善点をまとめました。
今、なぜか節約が上手くいかない・・・お金が貯まらない・・・と思っているあなたは当てはまることがありませんか?
- 節約しているのにお金が足りない
- 自分が思っていたより貯金ができていなかった
- やめられない習慣がある
- 貯金するための改善点を知りたい
\ 家計に関するまとめ記事はこちら /
やりくり・家計管理の方法についてまとめた記事は「貯金を成功させるための家計管理術」を。
家計簿など支出に関することは「【年収400万円】4人家族の家計|収入・支出・節約に関するまとめ記事」をご覧ください。
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お金が貯まらない9つの習慣
夫の習慣から「お金貯まらないだろうなぁ」と思った点を9つをあげてみました。
- お財布がレシート・小銭でパンパン
- カバンの中に何が入っているか分からない
- お金の流れ・資産状況に無頓着
- ATM・振込・代引き手数料がよく発生する
- 節約はかっこ悪いと思っている
- 自販機・コンビニでついつい買っちゃう
- 固定観念がつよい
- 衝動的な物欲がおさえられない
- いつも時間ぎりぎりで余裕がない
気になるものだけ見たい方は、タイトルをタップすると項目へジャンプします。
そう感じている人はチェックしてみてください(*^^*)
①お財布がレシート・小銭でパンパン
お財布がレシートでパンパンになっているので、お金がいくら入っているのか正確にすぐ分かりません。
お金を取り出すのがめんどくさくて、とりあえず「クレジットカードで払えばいいや」とカードを切りがちな方は要注意!
知らぬ間につかいすぎている可能性が高いです。
現金派の夫は、お札を出しておけばいいと小銭が貯まりがちです。
お金に対する意識が薄れると浪費につながりやすくなります。
レシートを貯めないのは基本です。
また「ポイントカード」を多くもたないのも、お金が貯まる人の特徴です。
ポイントカードは顧客獲得・来店促進のツール。
カードが多いと、お買い物の目的が「ポイントを貯めること」になりがちです。
厳選した数枚を持ち歩くほうが、結果的に1番お得に活用できますよ(*^^*)
②カバンの中に何が入っているか分からない
カバンの中が散乱している理由は「必要なものと、不必要なものが見極められていない」からです。
なにが入っているかも分からなくなります。
男性ならボールペン、女性ならリップやハンドクリームなど・・・。
持っているものを買い足してしまったものが、カバンに入っていませんか?
チリも積もれば山となり、貯金ができない原因です。
カバンの中身は必要なものを、必要なだけ。
おかげで外出中によけいなものを買うことはほとんどありません。
子どもがいると必然的に荷物は多くなりますが、そのなかでも厳選して持つことで身体的・金銭的にもラクになります。
A8.netイベントに子連れで参加した時の荷物は「初心者がゆく!子連れA8フェスティバル」にまとめています。
③お金の流れ・資産状況に無頓着
お金の流れを把握できていなければ、収入に対してどれだけ使っているかが分かりません。
- 契約の更新を忘れがち
- 年払いなど特別支出を覚えていない
- お給料の中で生活できているからと、安心している
当てはまる方は、収入をきれいに使っている可能性が高いです。
また、自分自身は使っていないつもりなので「貯金できている」と勘違いしてしまうことも・・・。
収入のなかから
- いくら貯金ができ
- 毎月の支出がいくらあって
- 年間どれだけのお金が動くのか
単月でなく、全体を見通してお金をどう使うか計画をたてています。
特別費については「年間特別費を把握して家計改善!」をご覧ください。
④ATM・振込・代引き手数料がよく発生する
手数料は100~300円ほどなので、大したことないと思いがちです。
- 時間外・コンビニATMの手数料
- 他行への振込手数料
- ネットショッピングの代引き手数料
これらは工夫すれば対策が取れます。
払わなくて生活できるものに、お金をかけるのはもったいないと思いませんか?
ATM手数料216円を月2回利用していれば、1年で5,000円もの金額になります。
上記の手数料は、仕事をしているとどうしてもかかってしまうことがありますよね。
これはネットバンクを利用することで、解消できます。
手数料が無料になるネットバンクは「住信SBIネット銀行」がおすすめです。
ネットショッピングの代引き手数料を抑えるには、クレジットカードやサイトが対応しているキャッシュレス決済での支払いが便利です。
⑤節約はかっこ悪いと思っている
これは「節約」というワードがもつイメージも問題かもしれませんね。
- なんだかカッコ悪い
- みすぼらしい
- 流行に乗らなきゃダサい
と、考えている人はお金をポンポンと使ってしまいます。
ただの見栄っ張りは損をします。
身の丈に合った生活ができていないと貯金はできません。
ケチケチするだけが節約じゃありません。
- 生活のムダを見つける
- 契約会社を見極める
- 趣味・長く使うものにお金をかける
記事の最後に固定費の節約方法をまとめています。
ぜひご覧になってください。
基本的な支出を抑えることができれば、外での生活は大きく変えず節約ができますよね。
しんどくない節約は、お金をかけるところ・締めるところ、メリハリをつけるのが秘訣です(*^^*)
⑥自販機・コンビニでついつい買っちゃう
自販機で1日数本・コンビニでビールやお菓子を「ついつい買っている」とけっこうな金額になります。
- 仕事場に飲みものをもっていく
- 嗜好品はスーパーやドラッグストアで買っておく
事前に準備しておくことで、1カ月に6,000円~1万円は節約できます。
ただ、夏場に外仕事の場合、自販機・コンビニも利用して熱中症を防ぐことも大切です。
キンッと冷えた飲みものでクールダウンもしたいですよね( ;∀;)
自販機やコンビニの利用を抑えるのはもちろん節約になります。
そして、毎日お店へ行くことも防止できます。
買いものへ行くとついつい予定になかったものまで買いがちです。
財布を整理するとレシートの枚数が多いな・・・と思った方は、買い物頻度を少なくできないかも考えてみましょう!
わが家の食費節約ルールは「4人家族の1年間の食費と節約方法」をお読みくださいね。
⑦固定観念がつよい
こうじゃなきゃダメだという考えが強いと、あたらしい発見がしづらくなります。
- 〇〇が無いと困る
- あのお店が安い・このお店は高い
- プライベートブランドは品質が良くない
思い当たることはありますか?
その決めつけが節約のさまたげになっているかもしれません。
無くてはいけないと思っていたものが、実はほかのもので代用できたり、なくても困らないものだってあります。
プライベートブランド(PB)も企業が力をいれて開発しているものです。
品質が高く、美味しいものもたくさんあります(*^^*)
同じように、格安スマホは繋がりにくそうだからキャリアじゃなきゃ・・・と思っている人もまだまだ多いです。
時代にそって、購入品・契約形態を変化させることも悪くないですよ。
格安スマホで安くなった金額は「1年間で10万円も節約できた」をお読みください。
⑧衝動的な物欲がおさえられない
浪費が多い、貯金ができない人の代表的な特徴です。
これが欲しい!と思ったら、突っ走って買いものしてしまう・・・。
本当にそれは今すぐ必要なものですか?
ひと呼吸・1日置いて考える時間をつくりましょう。
買って満足してしまうのも、物欲が抑えられない人によく見られます。
ただお金を貯めるだけだと、ある程度貯まったときに使ってしまいます。
貯金すべてに「目的」をつけておくと
- 衝動的なお買い物を防げる
- 使っていいお金・ダメなお金が一目でわかる
というメリットがあります。
詳しくは「節約や貯金の目的を明確にする理由」を参考にして下さいね。
⑨いつも時間ぎりぎりで余裕がない
ギリギリまで寝ていたり、期日ギリギリまで行動をしなかったせいで
- 忘れものをして出先で支出が増えた
- 本当なら安く済んだものが結果的に高くついた
ということはありませんか?
うっかりは人間だれしもあると思いますが、「ギリギリ行動」がクセになっていると、その行動が浪費に繋がっています。
逆に時間にゆとりを持つと、お金は貯まりやすくなります。
- ムダなものを買わない
- 時間があればお弁当をつくれる
- 事前準備をしっかりとできる
時間はお金に、お金は時間にかわります。
今すぐできるものはサクッと済ませてしまって、後回しにすることが無いようにしましょう(*^^*)
節約習慣をつけやすいポイント
と、いってもすぐに変えられないのが「習慣」です。
今すぐに実行できることを5つあげたので『お金が貯まらない9つの習慣』にあてはまった方は、さっそく取り入れてみませんか?
すべて大した時間・手間なくできますよ(*^^*)
財布とカバンの中を整える
お財布がレシートでいっぱいなら、抜きとって手持ちのお金も把握しましょう。
いらない割引券や、有効期限のきれたポイントカードは入っていませんか?
使っていないクレジットカードがあるなら解約も検討を!
かばんの小さいポケットは、不要なものが溜まりやすいです。
街頭でもらうティッシュもたくさんあるなら、必要な分だけ持ち歩きましょう(*^^*)
ポケットティッシュ用のケースがあれば、自宅や車用に移しかえてもいいですよね。
手数料を払う必要があるのか考える
先ほどかいたようにネットバンクをつかえば
- ATM手数料が無料
- 他行への振込手数料が無料
毎月手数料がかかっている人は、けっこうな金額の節約ができます。
ただ、お給料の口座は変更しづらいですよね。
ネットバンクの自動入金というサービスをつかえば、定額を他行から住信SBIネット銀行へ振替する設定ができます。
詳しくは「定額自動入金サービスが便利で給料日も外出不要!」も合わせてご覧ください。
住信SBIネット銀行がつかいやすい理由は
- 総預金が30万以上
- 30歳未満の方は預金残高が1,000円以上
どちらかの条件を満たせば『ATM5回無料・他行への振込みが3回無料』です。
毎日買い物へ行かない
頻繁にスーパー・コンビニ・カフェなど寄ってしまう人は「無買デー」をつくりましょう。
- 幼稚園など送迎の際にいつも寄ってしまう
- 1日に何回も買い物している
- こどものお菓子を毎日買っている
行動が習慣化していると、浪費していることに気づきにくいです。
整理したお財布のレシートをザッと見直して
と、思ったら「無買デー」を決めてみましょう♪
エコバックを持ち歩く
普段お買いものへ行くお店は、レジ袋の有料化されていますか?
今では1枚、2~5円しますよね。
買いもの中に数十円の価格差を悩むなら、レジ袋代を削減したほうが良いと思いませんか?
わたしはイオンが中心なので必ずエコバックをもっていきます。
万が一わすれても困らないように、小さく折りたたんだレジ袋ももっていますよ(*^^*)
エコバックと言えば、たたむのがめんどうなんです。
マーナの「シュパット コンパクトバッグ」なら手間いらずで、コンパクト。
Lサイズならレジカゴにもセットできる大きさのため、袋詰めの時間も短縮できます。
節約と貯金のゴールを決める
あなたは何のために、節約・貯金をしますか?
- 憧れのあのブランドを買いたい
- 家族で旅行へ行きたい
- 子どもの教育資金に
- 住宅ローンの頭金を貯めたい
すでに目標があるのなら、用途別に貯金をふりわけておくと物欲が高まった時の抑制力になります(*^^*)
小さい目標でもかまいません。
貯金に名前・用途をつけることでムダ使いを防ぐ効果があります。
こどものお金として貯めるなら「子ども名義の銀行口座」もおすすめですよ。
メリット・デメリットは「子どもの口座、おすすめの銀行3選と注意点」をお読みください。
まとめ
節約をラクにするためには、習慣にしてしまうのが1番です。
- やらされてる感
- 義務感
こんな感情があると「節約はみじめで楽しくない」と考えてしまいます。
生活の一部にしてしまえば、なにも思いません。
この記事を読んで
そう思った項目があれば、ぜひ始めてみてください。
「無駄をなくす習慣」
「自然と貯金できる習慣」
この2つを習得すれば、お金の動きがかわってきます。
最初にやるべき大きな節約は固定費の見直しです(*^^*)
切り替えには、腰が重いかもしれません。
でも、1度やってしまえば自動的にずっと節約ができますよ!
固定費の節約は、継続して金額をおさえることができます。
まだ手をつけていない方は優先的にチャレンジしてみて下さいね。
- 格安スマホへ乗り換え
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ただ、根本的に収入が足りないなど、節約や家計管理だけじゃ解決しないこともあります。
その場合は
- 奥さんも働きにでること
- 旦那様の転職
- 副業が可能ならWワーク
大変かもしれませんが検討しなくてはいけません。
すこし家計の手助けとして、スマホでできる「ポイ活」も始めてみてくださいね(*^^*)