わが家は主人の収入だけで生活している4人家族。
大黒柱に何かあった場合・・・生活は一瞬で変わってしまいます。
そういうときにどうやって生活していくか、考えたことはありますか?
思わぬ事故やケガなどで働けなくなった場合「貯金をつかうこと」が起こりえますよね。
ですが、多くの家庭にとって貯金には
- 旅行
- 車の買い替え
- 住宅ローンの頭金、または返済
- 奨学金の返済
- こどもの教育費
- 冠婚葬祭用など特別費
など「○○に使いたい」という目的があります。
せっかく〇〇のためにと頑張って貯めたお金、必要だとわかっていても切り崩すのは悲しいですよね。
そこで目的別貯金や生活を守るために家計に組み込みたいのが「生活防衛費」です。
その必要性に気づいたわが家は、毎月の積立をはじめました。
生活防衛費が必要な理由・設定した金額や資金管理の方法・目標期間について、この記事にまとめたので参考になれば嬉しいです。
- 生活防衛費をまったく考えていない
- 今している貯金は目的のあるものばかり
- 夫婦どちらかの収入で生活が成り立っている
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生活防衛費とは生活を守るための資金
生活防衛費とは、何らかのハプニングが起きたとき生活を守る(維持する)ための貯金です。
いくらあれば良いのかというと、生活費3カ月が最低の目安。
それだけあれば、何とか目的別貯金をくずさずに乗り切ることができると考えられます。
その理由は
- 日本はいろんな社会保障があること
- 生命保険などの保険金がおりること
上記の2つですが、公的制度や保険金を受けることができるとしても、申請から支給までタイムラグが生じます。
なにかあったからと言ってすぐにお金は入ってきませんよね。
あればあるだけ安心な生活防衛費ですが、まずはこのタイムラグを乗り切るため3カ月分が必要だといわれています。
- 高額療養費制度(限度額適用認定証)
- 傷病手当
- 失業保険
- 公的年金の給付
- 生活保護など
生活防衛費を導入した理由
万が一のときに
- 目的別貯金を崩したくない
- 保障が受けれるまでのタイムラグにあたふたしたくない
生活防衛費が必要だとわかりましたが、わが家の貯金は全て目的のあるものでした。
4人家族の貯金用途は
いまの貯金内訳はこの通りで、生活の基盤を保つ目的の貯金がありません。
貯金の名目 | 貯金の用途 |
---|---|
夫婦貯金 | 住宅ローンを組むための頭金用 |
積み立て | 翌年の年払いに充てるもの |
子供貯金① | 長男の教育費 |
子供貯金② | 次男の教育費 |
妻の個人資産 | 結婚前からの貯金&株式用 |
これ以外にも教育費用の貯蓄保険がありますが、子供たちが進学する際に解約・満期になるものなので資産とは別に考えています。
そのため急なトラブルとなれば、用途が決まっているものから切り崩すか、私の個人資産に頼るでしょう。
なんだかそれって行き当たりばったりで、目的貯金が達成できるのかも不安になりました。
実際に今までもトラブルがあれば月々のお給料からは対応できず、妻個人資産から捻出し、少しずつ家計から戻すという形が続いていました。
家計管理をしている実感しますが、トラブルって結構あるんですよね。
支払った分を戻し終わると、また次の対応にまわす「家庭内自転車操業」が続いていたんです。
この状況を打破するため、夫のお給料から生活防衛費を少しずつ貯めようと資金計画をたてました😊
生活防衛費70万円を貯める資金計画
こはる家の毎月の支出予算は約24万円。
支出の3か月分が目安なので、常に70万円が生活防衛費として別枠であれば、ひとまず安心だと思い目標金額としました。
関連記事 :【年収400万円4人家族】生活費の内訳と年間予算。実際の家計簿支出を公開
70万円となかなか大きい額ですが
- 1カ月のやりくりを終えた残し貯め
- 臨時収入
この2つから積み立てをしています。
合わせて月1万円をまわすとしても最大5年の長丁場計画!
毎月している先取り貯金を一気にこちらへ入金しても良いのですが、2年後にローン頭金300万円をめざしている私たち。
生活防衛費を優先すると、やりくりへのモチベーションが下がってしまうと思い、先取りに響かずよりやりくりを上手くしようと気持ちが高まる方法にしました。
そしてこの70万円がたまる5年後という設定にも理由があって・・・
- 信用情報がクリアになり、ローンを審査に挑むことができる。
- マイホームをもつ時には最低限の生活防衛費が完成している状態
そうすると、住宅ローンを背負う夫も安心できると思ったからです♪
貯金額や目的は、定期的に家族にも伝えて
という考えがでないようにしています。
終わりに:生活防衛費で未来の安心積立をしよう
生活防衛費を導入することで、月々の目的貯金はどうしてもペースが少し落ちます。
ただ、いざというときに「目的貯金を崩さなくていい」というのは精神的にもホッとします。
大黒柱が働けなくなったとき以外にも
- 大型家電が急に壊れた
- 冠婚葬祭
- 子供の急な出費
- 夫以外の家族に不測の事態が起こったとき
など、家計に起こりうるイレギュラーは多いです。
そんなときに「生活防衛費」や「年間特別費」があれば、金銭面で頭を悩ませることがグッと減りますよ。
そう思った時から月々1,000円でも、未来の家計のために積立ておくと大きな差がでてきますよ♩
いますぐ積み立てれなくても、資金計画をしてみるだけで気持ちが変わります。
年間特別費については「年間特別費を把握して家計改善!内訳・積立方法」を合わせてお読みいただけると嬉しいです。
毎月の支出にすこし余裕があれば、明治安田生命の『じぶんの積立』も安心費&節税対策におすすめ。
じぶんの積立は、明治安田生命が提供する積立型の保険です。
この保険の大きな特徴は
- 5,000円1口から設定可能
- 解約しても元本割れしない
- 払込期間は5年間
- 10年後の満期解約には+3%の利率
- 生命保険料控除が利用できる
デメリットがほぼなく、節税にもなるため昨年わたしも加入しました♩
内容の詳細・デメリット、加入までの流れもすべてまとめているので、気になる方はぜひご覧ください☺