2017年に第二子が生まれました。
妊娠がわかって考えたのは「2人分の教育資金をどうやって貯めていくか」です。
長男のときと同じく、つわりが落ち着いてから
- 生活費のシミュレーション
- 貯蓄用の保険
について調べはじめました。
ただ、2017年4月に貯蓄性のある生命保険の利率がグンッと下がったため、妊娠がわかった5月には「生命保険を学資保険がわりにする」と思っていたものがありませんでした。
年度末に保険相談や契約にいそいだ方が多かった印象がありますね。
けっきょく、わが家が加入したのは長男のときに避けた学資保険です。
この記事では
- なぜ学資保険にしたのか
- そのほか、どんな保険と比較したのか
- 最終的なプランや資金計画
これらを、うちの契約内容にそってお伝えします。
- 教育資金について考えている
- 学資保険にはいるか悩んでいる
- ドル(豪)建てをすすめられている
- 似た年収の教育資金シミュレーションが気になる
上の子がイヤイヤ期でも自宅だから安心
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学資保険を検討した理由
わたしが最初に考えていた貯蓄用の保険は「低解約返戻金型」
長男の教育資金用にと加入したものがそれにあたります。
低解約返戻金型保険とは?
払込後の利率が良い「貯蓄性の高い保険」。その仕組みとして、途中解約した場合の解約金を低く設定している。
つまり、払込後は普通の保険よりも貯蓄性があるが途中解約は普通の保険より格段に損してしまう。
ですが保険の改訂で、円建ての生命保険は15~18年払済みで利率が良いものはありませんでした。
長男用にと2年前に加入した『アフラックWAYS 低解約払戻金型』に関しては、大幅に返戻率が悪くなって元本割れするほど。
終身保険はいろんなニーズに合わせるから、短い払込期間だと貯蓄性が悪くなる。
それなら子どもの教育費のためと用途が限られている「学資保険の方が利率はいいんじゃないか」と考えなおしました。
自分の力では調べきれないため無料保険相談を受けることにしました。
ショッピングモールにある来店型も考ましたが、妊娠中に2歳の子供を連れては大変なので・・・訪問型、自宅での相談です(*^^*)
教育費の相談は自宅でじっくりと行いました。
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自宅での保険相談は
- ネットから申込み
- メール・電話で担当が決まり日程の調整
- 希望日時にFPが自宅へくる
といった流れで完了します。
面談までに最低でも下記のことを決めていると、話がスムーズにすすみます。
営業トーク対策にもおすすめですよ。
- なんのための必要な保険か
- 払える金額はいくらか
- 目標金額はいくらか(貯蓄型の場合)
- 払込み期間
- 万が一の保障について
学資保険と米ドル建てはどっちがいい?
わたしはある程度、保険の目的や金額が決まっていたので話はとても早かったです。
1回目の訪問で比較する資料を持ってきていただきました。
そのときにFP(ファイナンシャルプランナー)に提案されたのは
- 米ドル建ての変動型終身保険(低解約返戻金型)
- ソニー生命学資スクエア
貯蓄性のある2種類です。
1つ目は、外貨建ての利率がたかい保険。
日本国内の低解約返戻金型保険は、すでに利率がうんと低く勧められませんでした。
2つ目は、学資保険の中で利率のよかったソニー生命「学資金準備スクエア」です。
この保険のちがいは
- 米ドル建て:為替のレートによって変動する
- 円建て:国内の保険なので全て固定
- 死亡時は保険金が払込額に関係なく400万円おりる
- 払込は免除されるが満期までおろすことはできない
大きくちがうのは、この2点でしょうか。
2017年の利率改定直後に「貯蓄性のある保険」に相談した私のまわりは、外貨建ての保険を勧められ加入した人が多かったですね。
米ドル建てのメリット
勧められる理由として
- 円より安く払い込むことができる可能性が高い
- 低解約払戻金型のため払込後の立ちあがりが早くできる
- 保険によっては積立利率の最低保証がある
同じ1万円を積み立てるにしても、為替レートによって1万円以下の金額で済むことがあります。
米ドル建てのデメリット
ただし
- 為替手数料がかかる
- 毎月、定額ではない
- 解約時の見きわめが円よりむずかしい
- 本当に必要な時に十分な額で解約できない可能性もある
なじみでない外貨だからこその悩みも出てきますね。
メリット・デメリットをじゅうぶんに考え、最低保証利率~3.5%までのシミュレーションかさねた結果・・・。
わが家の
- 金銭面
- 貯蓄の余裕
- 今後のライフプラン
これらを見越して、増える額に対してのデメリットが大きすぎると判断しました。
となれば加入するのは学資保険のみです(*^^*)
学資金準備スクエアⅢ型に加入
加入した学資保険は「ソニー生命 学資金準備スクエア(Ⅲ型)」です。
この保険は子供の教育費という使うタイミングが決まっているもの。
少しでも確実に安全に増えたら万々歳!
契約内容は以下のとおり。
名義人 | 男性32歳 |
---|---|
保険料 | 月17,920円(Ⅲ型) |
死亡保障 | 払込免除 |
払込期間 | 10年 |
累計払込料 | 2,150,400円 |
満期 | 50万×5年に分けておりる |
返戻率は加入当時なので、現在はすこし下がっています。
ソニー生命の学資準備金スクエアには、いくつか種類があります。
この(Ⅲ型)は18歳から5年間、50万円ずつ小分けに受け取るタイプ。
1番返戻率のいい種類です。
使い勝手が悪い分、ながく運用が続くため返戻率がよくなるという仕組みです。
少しでも返戻率をあげるために
- 払込期間を短く10年
- 18歳から分割で受け取るⅢ型
ムリしない程度に短期間で支払い、長く運用する形をとりました。
さらに一括払い・年払いにすると利率がかわってきます。
学資金準備スクエアの特徴
学資準備金スクエアは、プランごとに学資金を受け取るタイミングがちがいます。
Ⅰ型~Ⅲ型まであり、そのちがいは以下の通り。
返戻率は2018年10月のシミュレーションから記載しています。
学資保険(無配当)Ⅰ型 | ・中学(12歳) ・高校(15歳) ・大学(18歳) 3回にわけて受け取り |
---|---|
返戻率 | 約101~102% |
学資保険(無配当)Ⅱ型 | 大学(18歳)に受け取り |
返戻率 | 約101~104% |
学資保険(無配当)Ⅲ型 | 18歳から22歳まで、5年にわけて受け取り |
返戻率 | 約103~107% |
わが家と同じ、10年払込みのほかに18年払込みなど期間を変えることも可能です。
希望の期間を相談してみてください。
そのほか、学資金準備スクエアにも外貨建て「米ドル建養老保険(無配当)」があります。
返戻率だけを見ずに
- 学資保険に求めるものはなにか?
- 家庭の資産状況
- 年間の予算
など、トータルバランスを考えて加入プランを決めていきましょう。
さまざまなプランがあるので、学資保険を考えている方は公式サイトでシミュレーションをしてみましょう。
学資金準備スクエア(Ⅲ型)のデメリット対策
今回の保険相談で1人目のときとは違ったのは、次男の教育資金だけでなく『子ども2人の教育資金を貯める』そのための計画も練ったことです。
くわしくは「大学入学までに500万円を準備するには?」をご覧ください。
実現するために考えなくてはいけないのが、学資金準備スクエア(Ⅲ型)のデメリット
- 一括で受け取ることができず、250万円を5年に分割して受け取る
この対策をとることです。
学資金準備スクエアは10年で保険料の払込みが終わります。
進学資金が必要となるのは短めに考えて7年後とします。
保険料の払い込みがない分、最低月1万円を積み立てをすれば84万円(12か月×7年=84万)が貯まりますね。
1番お金が必要であろう、入学時にかかる初期費用は
- 学資保険満期1回目の50万
- 積み立てた84万
- ①+②を合わせて134万円を準備
これで分割というⅢ型のデメリットをカバーできます。
最初の10年間は、長男よりも約5千円おおく支払いますが、11年目からの積立て1万円×7年を合わせても総額は長男と同じ約300万貯まります。
また、保険とは別に
- こどもたちが頂くお祝い
- 住宅ローンの頭金を貯める必要がなくなったあと(計画では3年後)
- 私が働きだしたら(こちらも3年後)
子供貯金のペースアップをすることができます。
ソニー生命の学資保険に決めた:まとめ
こうやってプランをたててみると実現できそうか、無理がありそうか想像ができますよね。
このシミュレーションは貯金や家計管理をするうえで、とっても大事です。
実際これから何があるかは分からないけど、目標までの道のりを明確にすると意識がかわりますよ。
保険相談では、お金の話はもちろん将来への不安もさらけだします。
まわりに人がいる環境よりも自宅でゆっくりトコトン話すことで、1番最適なプランを見つけだせると感じましたよ。
こどもの教育費、しっかり備えてあげたいですね☺
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うちの保険については、下記の記事をあわせてお読みください(*^^*)
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