わたしには精神安定剤の服薬・既往歴があります。
そのため死亡保険に入りたくても高額で悩んでいたのですが、子どもたちが成人するまでの備えとして緩和型の収入保障に加入しました。
この記事では、わたしが加入した『緩和型収入保障』の内容や金額を記録しています。
特に
- 保険にお金をかけたくない
- 子供が小さいうちは大きな保証がほしい
- 現在病院へ通っている・持病がある
あてはまる方に読んでいただけると嬉しいです。
あわせて『保険料・保障を減らしていくタイミング』をまとめています。
これらは担当のFPに希望条件を話して、ムリなく支払える保険を提案してもらいました。
小さい子どもが2人いますが、自宅で相談・契約もできるので負担がありませんよ😊
- 掛け捨ての死亡保険を考えている
- 保険にお金をかけたくない
- 主婦の保障内容が知りたい
- 通院・持病・既往歴がある
読みたい項目へ
既往歴・持病ありの主婦が加入した死亡保険
わたしが引き受け基準緩和型に該当する理由は
- 心療内科への5年以内の通院歴
- 治療中のバセドウ病(手術等なし)
この2点。
引き受け基準緩和型とは、保険に加入できる基準がゆるく設定されていて、健康上の理由で保険加入が難しい方も入れる可能性があります。
ただし、健康な人よりも保険料は高くなってしまうんですね。
FWD収入保障引受緩和
加入したのは『引受基準緩和型収入保障保険(無解約返戻金型・無配当)』です。
無解約返戻金型とは、いわゆる掛け捨てのこと。
途中で解約してもお金が返ってくることはないですよ、という保険です。
無配当とは、共済保険などに多い
といったものがありません。
掛け捨てで無配当、万が一の時以外お金がもどる仕組みがないため保険料が安いです。
契約年齢 | 女性29歳 |
---|---|
保険期間 | 50歳(2039年)まで |
払込期間 | 50歳(2039年)まで |
保険料 | 年払い:21,118円 |
死亡時 | 月額10万円 |
死亡時の保障内容
内容はいたってシンプル。
わたしが死亡または所定の高度障害状態に該当したとき、月10万円が2039年まで家族に支払われます。
保険期間の満了5年以内(2034~2039年)に死亡した場合、その年から5年の保証期間があります。
最低でも約600万円(10万円×12カ月×5年)は万が一に用意できるということ。
もちろん掛け捨てなので保険期間中に何もなければ支払っておしまいです。
所定の障害状態・要介護状態も保障。
所定の高度障害状態だけでなく、以下の状態に該当した場合にも、年金を毎月お支払いします。
・身体障害者福祉法に基づき、1~4級いずれかの身体障害者手帳が交付されたとき
・公的介護保険制度の要介護1以上に認定されたとき
引用:FWD収入保障より
保険期間
保険期間はわたしが50歳(2039年)まで。
29歳~50歳になるまで、21年間払い込んでいる間が保険の対象です。
これは次男が22歳、大学卒業の年になるように設定しました。
保険料
保険料は年間21,118円。
月々にすると1,700円程度なので、保険料に対しての保障は大きいですよね。
保険金額は、月5万円・月10万円の2種類から選べました。
わたしは母子家庭なので、配偶者同時災害死亡時割増特則は適用していません。
(条件)支払い期間:60歳・配偶者同時災害死亡時割増特則:適用
契約年齢 | 性別 | 月5万(単位:円) | 月10万円(単位:円) |
32歳 | 男性 | 2,712 | 5,211 |
女性 | 1,704 | 3,196 | |
35歳 | 男性 | 2,935 | 5,652 |
女性 | 1,784 | 3,350 | |
40歳 | 男性 | 3,222 | 6,216 |
女性 | 1,907 | 3,588 | |
45歳 | 男性 | 3,189 | 6,136 |
女性 | 1,998 | 3,754 |
この保険は引受基準緩和型なので、健康上の理由がクリアになれば解約してほかの保険にうつることも考えています。
そのことも担当FPに伝えているので、またお世話になる予定です😊
掛け捨て保険に加入した理由
わたしが通常の保険に入れる可能性があるのは2020年からです。
現在、多くの方がはいっているような貯蓄型保険だと割高になってしまいます。
緩和型で加入しても、切替時の解約を考えるともったいないですよね。
関連記事 :学資保険のかわりに生命保険を選んだ理由
それまで無保険でいるのも心もとない・・・。
ましてや母子家庭で子供たちに何も残せないなんて・・・。
持病もあるため今後、緩和型の基準にひっかかる可能性がないとも言い切れません。
こんな不安を抱えて過ごすよりも、家計の負担にならない程度で子どもが小さい間の安心代とわりきれます。
保険料を安くするには
- 県民共済・コープ共済を検討する
- 貯蓄型でなく、掛け捨てにする
- よけいなオプションをつけない
などでクリアできます。
そう思う方もいるかもしれませんが、ぜひ「実はリスクが高い!専業主婦の死亡保障はどう考える?」を読んでみてください。
一般的な
- 会社員の夫
- 専業主婦の妻
- 小さい子供がいる
という家庭こそ、主婦への保障をよくよく考えてほしいです。
月10万円あれば保育料や家賃の足しにはなりますよね。
保険料を節約・保障を減らすタイミング
保険料・保障内容は、ながい人生で山型になるのが理想だといわれています。
子どもの教育費が必要な時期に保障を手厚く、子育てがひと段落したら保障を削っていきましょう。
- 高校を卒業して就職するとき
- 大学の卒業時期
子供が自立する時期を「保険の節約タイミング」と考えて、保険の契約期間・保障内容を見直します。
それまでの保険は『子どもの教育費と残された家族の生活のため』が目的でした。
これが『自分たちのため』に変わるときです。
もっと言えば
- 独身である
- 子どもがいない
- 共働き
- 健康体
という方は保険は最低限の保障にして、貯金や資産運用にまわすことをおすすめします。
人生の節目・転機ごとに保険と向きあいましょう。
持病もちシングルマザーの死亡保険:まとめ
わたしのように持病があったり、通院から数年のあいだは加入したいときに保険に入ることができません。
はいれたとしても『引受け緩和型』というカタチで、通常より保険料が高くなることもあります。
そう思っている方も多いと思います。
自分になにかあったとき、守らなきゃいけない家族はいますか?
健康に過ごせることは当たり前ではありません。
なにかあってからでは保険へ加入するハードルは高くなります。
かわりになる貯金があれば良いかもしれませんが、医療費用の貯蓄がある家庭は少ないです。
もちろん保険料貧乏になっては元も子もないので、たくさんの保険に入ることを勧めてはいません。
わたしは
- 家族のガン闘病で金銭面が大変だったこと
- 国の制度ではまかないきれなかったこと
- 葬儀費用が追い打ちをかけるように高かったこと
- 自分自身、保険に入れず困ったこと
といった経験があります。
わが家の加入している内容・考えを一例として、万が一のときに家族のくらしをカバーできるシミュレーションをしてほしいと思っています。
すべて保障内容・加入した理由や流れをまとめています。
保険に悩んでいる方の参考になると嬉しいです😊