わたしが愛用しているネット銀行のひとつ楽天銀行。
クレジットカードの引き落とし・他行への振込み・定期預金を主に利用しています。
この記事に楽天銀行の基本情報・得する使い方、5年使ってわかったメリット・デメリットをまとめました。
- ネット銀行を開設したい
- 楽天サービスをよく使う
- ポイントの倍率をあげたい
- リスクなく少しでもお金を増やしたい
- 家計管理をラクにしたい
ひとつでも当てはまる方に検討してほしいネットバンク。
さらに、あなたが楽天市場をよく使うなら『楽天カード×楽天銀行』でポイント還元率があがることを知っていますか?
- 楽天市場での決済がお得になる「楽天カード」
- 楽天カードの引き落とし先を「楽天銀行」に設定
たったこれだけでお買いもの倍率が+1倍になってお得です♩
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楽天銀行の基本情報
楽天銀行は2010年にイーバンク銀行から名前を変更した、インターネット専用の銀行です。
ネットバンクなので店舗・紙の通帳がありません。
また、口座作成の際に銀行印を登録する必要もなし。
12歳未満の場合、親権者が代理手続きをすれば0歳から作成できます。
関連記事 :子供の銀行口座におすすめ3行
取引をネット上で行い、低コストで運営している分、メガバンクよりも各手数料が安く設定されています。
大手楽天が運営していることに加え、サッカーくじのtotoや競輪、住宅ローンに証券会社とも連携。
数多くのサービスを手掛ける楽天銀行は
- より便利に
- より納得感のある価格で
- 利用者への価値を創造し続ける
と、うたっています。
楽天銀行はわたしが初めて開設したネットバンクで、利便性・手数料の安さから『各種クレジットカードの引き落とし』『他行への振り込み』『定期預金』を利用しています。
ちなみに貯金用口座は、口座振分けできる住信SBIネット銀行です。
関連記事 :住信SBIネット銀行で家計管理がラクになる
楽天銀行 少額あんしん保険
また、口座を持っている方専用の少額保険があることに驚きました。
少額保険では『個人賠償責任保険』を月額150円から扱っています。
車の任意保険・火災保険・クレジットカード、どれも持っていないという方にも『個人賠償責任保険×楽天銀行』の組み合わせはおすすめですよ。
楽天銀行のメリット
楽天銀行を利用するメリットは
- 提携ATMが多い
- ATM手数料が安い
- 楽天ポイントが貯まる
- 普通預金の金利が高い
- セキュリティ対策がなされている
この5つです。
提携ATMが多い
コンビニ系列3社 | 銀行4社 |
セブン銀行 | イオン銀行 |
ローソンATM | ゆうちょ銀行 |
E-net | みずほ銀行 |
VIEW ALTTE(一部地域) | 三菱東京UFJ銀行 |
これら8社のATMで入出金ができます。
主要コンビニ3社、ゆうちょ銀行にメガバンク・地方銀行が提携しているので、ほとんどの地域で不便はありません。
一部地域にある駅のATM「ビューアルッテ」では、引出しと残高照会が可能。※入金はできません。
セブン銀行はイトーヨーカドーなどスーパーに、イオン銀行ならウェルシア薬局にも設置されていて、主婦の動線にATMがあります。
ATM手数料が安い
3万円未満 | 3万円以上 | |
入金 | 220円 | 無料 |
出金 | 220円 | 220円 |
3万円未満 | 3万円以上 | |
入金 | 275円 | 無料 |
出金 | 275円 | 275円 |
基本のATM手数料は表のとおり。
3万円以上の入金は無料で、出金や3万円未満の入金には220円または275円かかります。
口座開設した月と翌月から3カ月は、特典がありますよ♩
口座開設をした月と翌月から3カ月間は、ATMでの入出金回数が合計月5回無料の特典があります。
開設から4カ月目以降は預かり資産額・ハッピープログラムの会員ステージで無料回数が変わってきます。
預かり資産額は毎月25日終了時点の円預金(普通・定期)・新型定期預金・外貨預金の合計額が対象です。
口座を開設された方は必ず『ハッピープログラム』にエントリーして手数料を無料にしましょう。
・貯金のうち50万円を定期預金に
→確実にプレミアム
・他口座への振込 ・ポイントサイトから少額振込・クレカの引き落とし・楽天証券の取引など楽天銀行に集約
→月に20件でVIP
引き落としや振込先を集約して、無理のない範囲で利用することで次月のステージを上げています。
楽天ポイントが貯まる
他行からの入金・引き落とし・振込でポイントが貯まるのも楽天銀行を利用する大きなメリット!
ハッピープログラムの対象サービスで会員ステージによって1~3ポイントが貯まるので、VIP以上になっていると◎
わたしが9月に獲得したポイントはこの通り。
ふつうに利用していただけで31ポイント加算されていました。
普通預金の金利が高い
楽天銀行と楽天証券を連携すると、普通預金の金利が0.1%になります。
通常の普通預金金利が0.02%なので5倍、一般の銀行なら0.001%なので100倍。
利息の計算は「円定期預金利息計算」が便利ですよ♩
定期預金じゃなくて、普通預金でこの金利は嬉しいですよね♩
また、超短期間での高利率定期もありました。
楽天銀行をつくる際に、1か月もの0.5%の定期預金のキャンペーンをしていた事も開設しようと思ったきっかけです。
それからも1週間0.5%や1カ月0.2%など定期的に特別利率の案内がきていましたが、2019年以降は減ったように思います・・・。
超短期な分、利息はかなり微々たるものですがちょっとした日数もムダにせず、労力なしで確実に増やせるのはありがたいですね。
セキュリティ対策がなされている
ネット銀行を利用するにあたって1番気になるのセキュリティ。
楽天銀行では4つのセキュリティ対策がされていて、不正ログイン・取引が行われるのを防いでくれます。
- 取引通知メール(プッシュ通知もあり)
- ワンタイム認証
- セキュリティ認証
- 合言葉認証
ネット収入の振り込みが真夜中にあった時でも、引落しが朝方にあっても24時間しっかりと利用通知が来ていますよ。
楽天銀行のセキュリティ対策は別途記事にします。
スマホの紛失など万が一に備えて、利用する側も「スマホへのセキュリティ対策」しておきましょう
楽天銀行のデメリット
私が利用していて感じるデメリットは2点。
- 取引、または預金が10万円以上ないと出金・振込にお金がかかる
- 入出金は千円単位でしかできない
- 紙の通帳がない
ネット銀行全般に言えることですが、通帳の発行がなくキャッシュカードのみとなります。
そして、ATMでは小銭の取り扱いができません。
取引がないとATM手数料がかかる
ハッピープログラムを利用していないと、ATM手数料がかかってしまいます。
楽天銀行を利用するなら、口座をしっかりと活用したいですね。
もしあなたが30歳未満なら、住信SBIネット銀行がATM手数料の面では使い勝手が良いですよ。
小銭の入出金
ネット銀行ほとんどに言えるデメリットですが、千円単位の入出金。
千円未満のお金をおろしたいときは、無料回数の中で普通の銀行口座に振り込みます。
家で小銭貯金をしていて入金したいときは、お給料日に一般銀行へ寄ったときに入金してお札に変えちゃいます。
紙の通帳がない
これもネット銀行に共通するデメリットですが、紙の通帳がありません。
ただ、履歴や明細はネット上やアプリで確認できるので必要なら印刷可能。
入出金履歴は楽天銀行の透かしが入ったものが印刷されますよ。
特別定額給付金など公的な申請も、口座情報のスクリーンショット・キャプチャで行えたので安心してくださいね。
楽天銀行のメリットはちりつも:まとめ
楽天銀行を利用するなら『ハッピープログラム』を活用することが大事です。
取引回数や残高がほとんどない場合、ランク条件がクリアできずに手数料無料のハードルが高くなってしまいます。
それならいっそ、
- 優遇金利の定期を利用して貯金用にする
- 引落しや振込み先にしてポイントを貯める
- 投資信託を始めるなら楽天証券で
といった『貯めるに特化』した使い方も。
もちろん楽天ユーザー・銀行間の取引が多い方にとっては、手数料も気にせず使えて利便性の高い口座です。
つみたてNISAも、楽天証券×楽天銀行ならポイントも貯まりやすく、チリツモできてお得♩
関連記事 :楽天証券でつみたてNISA
楽天アカウントがあれば開設手続きもカンタンなので、ネット銀行を考えている方におすすめの銀行口座です。
楽天サービスをあまり使わない、ATMや他行宛振込の無料利用回数を気にしたくない方は「住信SBIネット銀行」がいちおし。
詳細は「住信SBIネット銀行の目的別口座で家計管理がラクになった」をお読みください。
楽天銀行は、口座を持っている方が加入できる「個人賠償責任保険」など、保険目的で開設するのも保険料が手ごろなので検討してもよさそうですね♪