夏のボーナスが支給されて少し経ちましたが、振り分けは既に終わりましたか?
2018年の夏季ボーナス平均額は前年より4%強上がっていたそうです。
今までボーナシ(ボーナスがない)家計だったため、この時期はちょっとつらいときもありました(笑)
この記事では、一般的には少ないといわれる運送会社に勤める夫の賞与額と、ボーナスに頼りすぎない「貯蓄家計にするための使い道」をご紹介します。
あわせて、大手企業の賞与額をうらやんでも仕方ないので、わが家も当てはまる中小企業のボーナス事情についても調べてみました。
家計を大きく左右する『ボーナス』
同棲を始めて5年、まとまったお金がお給料以外で入ることに感動しました( ;∀;)
頂いたあとは使い道をしっかりしなければですね。
- こはる家のボーナス事情が気になる
- ボーナスで赤字補てんするクセを直したい
- ほかの企業の実情も知りたい
運送業2年目のボーナスは?
さて、まず頂いた額を公開したいと思います!
結婚当初から運送会社に勤めている夫は、昨年に転職し今の会社は2年目。
なんと総支給額は427,724円でした!
長距離ドライバーじゃなくこの金額なので、きっと運送業界のなかでは多い方。
トラック運転手さんの専門用語でいえば地場運輸です。
ここから手取額になるには、いくら控除されるかが肝心。
わが家のスペックをおさらい
30代の夫
専業主婦の妻
2歳と0歳、子どもが2人
夫が扶養している人数は3人です
会社員の夫が控除(総支給から引かれる)されるのは
- 社会保険料
(健康保険・厚生年金・雇用保険) - 源泉所得税
このほかに、40歳からは「介護保険料」も加算されてきます。
これら控除額は合わせて84,307円です。
総支給額から控除額を引き、手取り賞与額は343,417円でした(*^^*)
いや~、ありがたい!!
源泉所得税って何?
ボーナスで徴収されている所得税は「源泉所得税」といって所得税の一種になり税金の納め方が違います。
会社員の方はあまり気にしないで良いですが、この源泉徴収税額は「扶養人数」によって金額が決まります。
なので同僚と総支給額が一緒でも、家族構成が違えば手取りも変わります。
ちなみに賞与で多く税金が引かれていても、年末調整で返ってくることが多いので楽しみに待つのも良いですね♪
ただし年の途中で大きく世帯構成が変われば、逆に徴収される可能性も高くなります。
特に配偶者控除や扶養控除が適用されていた方が離婚等された場合、それがなくなってしまいます。
夏のボーナスの使い道
先ほど書いたように、今までボーナスを頂いたことがなかった我が家は「ボーナスに頼らない家計」の状態です。
なので今回の使い道は・・・
夫のお小遣い(約1割) | 35,000円 |
---|---|
妻のお小遣い(0.5割) | 15,000円 |
電動自転車の購入費 | 150,000円 |
生活防衛費 | 100,000円 |
残りをすべて貯金 | 43,000円 |
電動自転車を購入して積立貯金から出す予定でしたが、今回のボーナスから支払いました。
そして昨年はじめたばかりの生活防衛費に入金。
生活防衛費とは?その役割って何だろう?という方は下記記事をご覧くださいね。
参考:
少し貯金も増やしたいので1割入金してボーナスの仕訳が完了しましたが、もともとお小遣いを引いて全額貯金が目標だったので達成ならず。
20万円ちかい大きい買い物だったので、正直助かりましたが「ボーナスで支払う」これがクセになってはいけないですね(;’∀’)
ちなみに小銭はお財布にいれました♪
「赤字補てん」をやめるには?
あなたは「ボーナスで貯金を増やしたい」と思っていますか?
そのために気を付けることは1つ。
ボーナスで赤字補てんをしない
これだけです!
ただ、ボーナスで年払い分を確保したり、生活防衛費のように積立をすることもありますよね。
すべてを貯金に回すのは難しい家庭が多いはずです。
それはOKだと私は考えています(*‘ω‘ *)
気を付けたいのは
- 赤字になったものを補う
- ボーナス払いを考えて購入する
これって本当はすごく怖いことだと思いませんか?
- もし、ボーナスがでなかったら
- もし、転職したら
- もし、今までのような生活環境じゃなかったら
今までと同じ環境が続いているとは限りません。
どこから支払う予定か決まっていますか?
払ったものの補てんをボーナスでするのではなく
- 年間特別支出を把握する
- 目的をもって先取り費目別貯金を決める
- ボーナス等を振り分ける
あらかじめ予算としてボーナスから確保しておくことが理想です。
ボーナスは補填するためのお金ではなく、未来の支出を確保するためのお金だと考えましょう。
そのためには「特別費」や「生活費以外の予算」を明確にする必要があります(*‘∀‘)
特別費の積立方法のほかにも、
節約に目的を持つ意味は「節約や貯金の「目的」を明確にしたい理由!わが家の意識の変化。」こちらをご覧ください。
月々の予算を決められない。家計簿をこれから始めるという方は「【家計管理】月々の予算を決めるまでのステップ」を読んでくださると嬉しいです♪
貯金も大事ですが、先にすべきことは赤字をつくらないこと
赤字が解消されれば貯金はそのあとでも挽回できます。
中小企業のボーナスの実情
最後に、中小企業のボーナス実情を知っておきましょう。
大手企業を含めた世間の「今年の夏は支給額が4%強アップ」なんて言葉に落ち込まないで!
大阪シティ信用金庫が発表した「中小企業の夏季ボーナス支給状況」を参考にしました。
ボーナス支給企業は減少している
実は中小企業では『ボーナスを支給する』という回答が、3年連続減っているんですって。
支給する企業の割合は全体の59.6%!
会社の規模が小さくなるほど、支給されづらくなっているそうです。
この事実を知っていると、額にこだわらず頂けることが有難いと実感しますね。
もし、旦那様が「少ない…」と金額面で落ち込んでいるようであれば、ボーナスがあることが凄いんだと伝えてみては(*^^*)?
支給額は増加傾向にある
ボーナスがでた企業の1人あたりの支給額は262,570円で前年より1,814円多い結果に
7年連続増加し、リーマンショックが起こる前の水準にまで戻しました。
そのなかでも運送業は231,036円で金額では最も少なかったそうです。
大手の支給額は平均約96万円で最高額!と、景気が回復しているかのような金額が書かれていますが、その実態はわが家には当てはまりません。
大事なのは
- 支給されたという事実
- 「赤字補てん」をしない家計
- ボーナスの適切な使いかた
ぜひご家庭でも、これからのボーナスについてマネー会議を開いてみて下さいね♪