お金を管理する

生活費って何がどれくらい必要?家計管理の費目・内訳の基準を紹介します

バフェッサ

生活費って、何をどこまで、いくらくらい必要なんだろう?と悩んだことはありませんか?

特に家計管理を始めたばかりだったり、管理のやり方を確立できていないと

  • 夫が仕事に使う出費は何費?
  • 交際費ってどこまで含んだらいいの?
  • 子ども費と教育費の違いって?

と、迷うこともあるのでないでしょうか。

はっきり言ってしまうと、家庭・管理する人の考えによります。

ただ、全くわからない状態からスタートすると、考えがまとまらずに管理がストレスになってしまうかもしれません。

当記事ではわたしが実際に分けている『生活費』の考え方を紹介します。

合わせて一般的な『生活費』と言われるものについてもまとめたので、家計管理の費目わけに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

家計管理まとめ記事

やりくり・家計管理の方法をまとめた記事
貯金を成功させるための家計管理術

家計簿など支出に関するまとめ記事
【年収400万円】4人家族の収入・支出・節約

シングルマザーの収支
⇨家計簿

生活費とはどこまで入れる?

いわゆる生活費とは、暮らしてくために必要なお金のこと。

ですが先ほど書いたように、人によって『なにを生活費と指すのか』は違っていて・・・

  • 暮らしていくのに必要な支出すべて
  • 固定費を除いた支出が生活費
  • 夫(個人的なもの)にかかるものを除いた分
  • 自分がやりくりしている分が生活費

パッと思いつくだけでも、これだけ考え方があります。

家計に悩む主婦

これ!といった考え方がないから毎回悩んでしまう・・・

何を「生活費とするか」は家計管理をするあなたと家族が決めればOK!

わが家は「生活費25万円の内訳と固定費節約方法」にも書いているように、暮らしていくうえでの支出すべてを生活費としています。

きっとこの記事を読んでいるあなたは『生活費』についてSNSで

SNSの主婦

生活費5万円でやりくりししています

家計に悩む主婦

お給料25万円で生活費が足りない・・・

という内容を目にしたことがあると思います。

前者はやりくりする費目を生活費としていて、後者は暮らしていくお金ひっくるめて生活費としていると考えられますよね。

一般的に生活費とされるもの

ここでは「暮らしていくのに必要な支出」を挙げていきますね。

一般的に生活費と考えられる項目は以下のとおりです。

固定費になるもの

固定費は、月・年単位でほとんど金額が変わらない・固定されているものです。

例えば以下の項目が「固定費」にあたりますね。

住居費固定資産税駐車場代
車の税金等新聞代お小遣い
生命保険通信費NHK
教育費習い事

変動費になるもの

変動費とは、季節や自分たちのやりくりによって支払額が変わる・変動するものが分けられます。

この変動費や、その一部を「生活費・やりくり費」としている人も多いですね。

電気代ガス代水道代
スマホ代食費被服費
ガソリン交際費レジャー
雑費嗜好品

特別費になるもの

特別費は、上記の固定費・変動費にふくまれない、時々ある特別な支払いを指すことが多いです。

年払いの税金(固定資産税や車税)をこちらで考える方もいます。

毎月の支払いには費目がない支出ですが、1回で必要にな金額が大きいのも特徴。

車メンテナンス任意保険
医療費冠婚葬祭
ガソリン習い事・部活の特別徴収
家具家電の買い替え記念日・誕生日

金額が大きいので、この費目を把握できていないと

家計に悩む主婦

毎月のやりくりはできているのに、年間通して貯金ができていない・・

という状態になってしまいます。

この理由と対策は『特別費を把握して家計改善』の記事にまとめているので、ご覧ください。

4人家族の生活費・費目と内訳

では、4人家族だった当時のわが家はどうなっているのか

  • どんなものが生活費で
  • その内訳に何を含んでいるのか
  • どこからどこまでを費目ルールにしているのか

これらを一例として書き出してみます。

2019年1月の家計簿から支出項目を抜き出しました。

関連記事:4人家族(乳幼児含む)1月の家計簿

固定費

うちの固定費の中身はほとんど保険でした。

子どもが小さかったこともあり、ほかの項目は多くありません。

新聞は読まないため取っておらず、NHKは年払いのため特別費にしています。

費目ルール
家賃駐車場代を含む
通信費オプションは全て外して
基本的に毎月一定
お小遣い夫:基本固定+残業で上乗せ
妻:必要な時にその分
生命保険月払いが2本
年払いを月換算したものが3本

生命保険は支払額がけっこうな金額なので、年払いでも特別費にせず、月々積立てをしています。

月払いの生命保険は、金額の高い子供の教育費用2本です。

変動費

光熱費は固定費にする家庭もありますが、うちは季節によって差が激しいので変動にしています。

準固定費という位置づけにする方もいらっしゃいました。

費目ルール
光熱費水道代だけ2ヶ月に1度
ガソリン通勤・プライベート混同
食費おやつ・お酒全て含む
雑費消耗品すべて
子供費子供に関するすベて
交際費おつき合い・誕生日など
レジャー費家族での外食も含む

子どもが就園・就学し「教育費」がかかるようになれば

  • プライベートは「子ども費」
  • 学校に関わるものは「教育費」

と、長男・次男にわけて費目をつくる予定です。

わが家はおつき合いの程度がまだ少ないので、家族の外食から義実家への贈りものなどすべて「交際費」にまとめています。

会社関係・親族の多いかたは、交際費も分ける方がいいですね

特別費

特別費は毎月かからないもの以外に、どれほどかかるか予算がわからないものも含んでいます。

うちで例えると、夫の通勤ETC代・医療費がそれにあたります。

費目ルール
ETC主に通勤に使う分
医療費大人はほとんど病院へ行かないため
各種税金車税・試県民税など
通販ネットショッピングのクレカ決済
冠婚葬祭交際費で5,000円を超えるものは、こちらに計上
長期休みレジャー費旅行など

冠婚葬祭に関しては、交際費で1件5,000円を超えれば特別費へ。

超えた分は、これからも特別費になる可能性が高いのでのリスト記入をします。

生活費の内訳をわけるポイント

生活費目の分類は、ざっくりとできるだけ費目を少なくするのがポイント。

この理由は細かくしすぎると

  • 性格上めんどくさくなること
  • 分けた項目がバラバラになってしまうこと

ズボラな性格に合わせた結果です。

もちろん細かく分けた方が合う方もいます。

それこそ『生活費目は家計管理する人の性格による』に繋がりますね。

数回で家庭にあったドンピシャな費目分けはできません。

積み重ねていくうちに必要な項目・いらない項目が分かります。

また、環境・世帯構成がかわれば今までになかった費目もでてくるでしょう。

SNSでよその家計をみるときは『こんな分けかた、やり方があるのね〜』と参考程度に!

家計に悩む主婦

うちは××費がこんなにかかるのに、同じ家族構成でこんなに違う・・・

なんて、焦ったりしなくてOK。

住んでいる地域や家庭によって違っているのが普通ですからね。

生活費を節約できるポイント

こうやって暮らしていくうえで支払う費目をみると、何か気づきませんか?

毎月・毎年、一定額を支払う「固定費・光熱費」の金額の高さに!!

大きく節約できるポイントはここにあります。

節約できる生活費をチェック

固定費をできるだけ抑えてしまえば、自動的に支出が減り、節約・貯金につながります

チェック項目を作ったので確認してみてください。

費目チェックポイント
住居費☑︎家賃が高すぎないか
☑︎ローン金利が時代に合っているか
新聞代☑︎︎おつき合いでとっているなら要検討
スマホ☑︎無駄なオプションはないか
☑︎解約忘れのサブスク
☑︎格安スマホを検討する
プロバイダー☑︎本当に必要か考える
☑︎速さと金額は妥当か調べる
各種保険☑︎他者と保障が被っていないか
☑︎保障が過剰ではないか
電気代☑︎電力自由化で安くならないか
ガス代☑︎プロパンガスの会社選びは慎重に
支払い方法☑︎年払いにしよう

固定費を抑えてしまえば、自動的に支出が減り、節約・貯金になります。

最初は面倒に感じるかもしれません。

でも、1度やってしまえば以降ずっと『安い』が続きます。

日頃の小さい節約も大切ですが、こういった大きな支出に変化を与えなると家計は劇的に変わります。

実際にやってみると、思っているほど手間もかからなかったりするので、ぜひやってみましょう!

各固定費節約方法の記事一覧

  1. 格安スマホへ乗り換え
    詳細「1年間、格安スマホを使ったら10万円も節約できた
  2. プロバイダーの変更
    詳細「通信費は節約できる時代!ポケットWi-Fiを2年使った感想
  3. 電力会社の切り替え
    詳細「Looopでんきに切り替えただけで年間1万円、ラクに節約
  4. ふるさと納税
    詳細「楽天ふるさと納税を解説!実質負担金2,000円を抑える方法
  5. 保険の見直し
    詳細「30代夫婦の保険料と保障内容。加入までの流れと理由
  6. 自動車保険の見直し
    詳細「自動車保険を安くする方法は?節約した保険料と補償内容

また、保険やNHKなど月々支払っているものも、年払いができ支払総額が安くなるのなら切り替えましょう。

わが家の食費の節約方法は『8つのルールと食費ロス削減』をお読みください。

お酒をよく飲む家庭なら、食費と酒代は分けておいた方がいいですよ♩

生活費って何?どれくらい必要?まとめ

わたしの中で生活費は「暮らすためのお金」です。

居住費も、保険も、医療費もすべてひっくるめています。

生活費のなかに、固定費・変動費・特別費と特徴のある3種類の支出があります。

わたしの裁量で変動するのは「やりくり費」です。

変動費のなかにある、食費・子ども費・雑費・交際費の4項目をそう呼んでいます。

ただ、この記事中でも書いたように、家庭によってこれらは違うのでネットで他の家計をみるときは参考程度に。

比べて焦ったりしなくて大丈夫です!

家族構成が一緒でも、食べる量がちがいます。

お酒を飲む家庭・飲まない家庭でも大きな差があります。

地域によって居住費の相場がちがえば、車の必要性もちがう。

同じ4人家族でも、思春期のお子さんと乳幼児ではまったく別です。

差があって当たり前なんですよね☺︎

こはる

それぞれ良いところを取り入れて、昨年より改善していればOKと考えましょう

やりくり・家計管理の方法について「貯金を成功させるための家計管理術」にまとめました。

家計簿など支出に関することは「【年収400万円】4人家族の家計|収入・支出・節約に関するまとめ記事」をご覧くださいね。

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