数年前から「お得に納税ができる」と人気のふるさと納税、あなたは利用していますか?
わたしはふるさと納税をはじめて4年目。
税金をこんなにお得に納めることができるなら早く始めたらよかった・・・と、感じています。
『ふるさと納税はお金持ちほど得をする』なんて言われるから、うちには関係ないと調べもしなかったことを後悔しました。
もともと納税額の少ない家庭も平成27年度に改正があり
- それまでの2倍の金額が寄付できるようになった
- 5自治体まで確定申告不要のワンストップ制度が利用可能に
つまり所得の低い世帯もお得度が高く、会社員なら確定申告もほぼ不要になったんです。
わたし自身、ハードルがさがった年に初めてふるさと納税を行いました。
この記事では当時たくさん調べた
と、分からなかったことについてまとめました。
お得な制度を活用しましょう!
ふるさと納税サイト
さとふるで返礼品をみる
当サイトのふるさと納税に関する記事は「仕組みから寄付方法、ワンストップ特例制度のやり方まで全て解説」にまとめています。
読みたい項目へ
ふるさと納税とはどんな仕組み?
わたしたちは、税金(所得税や住民税)を住んでいる自治体におさめています。
お給料から天引きされていたり、払込用紙で納付したり・・・これが通常の納税方法ですね。
ふるさと納税制度を利用すると、いま住んでいる自治体に「翌年納める予定の税金のうち一部」を応援したい地方に寄付金として贈ることができます。
お得だといわれる理由は、寄付したお礼に特産物をお礼の品(返礼品)がいただけるからです。
ふるさと納税で税金自体は安くなっていない
「翌年納める予定の税金のうち一部」というのは、次の年に支払う税金の一部を先払いしています。
ふるさと納税として寄付した金額から2,000円引いた額が、翌年控除されます。
この2,000円は、ふるさと納税をする負担金(手数料)と考えてください。
このような勘違いをしている方もいるのですが、ふるさと納税をしたからと言って支払う税額は変わりません。
翌年支払うはずの税金を先払いしているだけ。
「ふるさと納税がお得」なのは、本当なら支払うだけだった税金を寄付することで特産品がもらえるからです。
- 来年、住んでいるところへ10万円納税する予定
- 本年中にふるさと納税をして他自治体へ2万円寄付する
- お礼として寄付先から特産品がもらえる
- ワンストップ特例制度、または確定申告で寄付した金額を控除する
- 翌年、住んでいるところに納税する額は82,000円になる(手数料の2,000円は自己負担)
勘違いしやすい『節税効果』
ふるさと納税をおこなうと、翌年の税金が控除されるため『保育料が安くなる』と思われる方もいます。
保育料の計算は、住民税の所得割額が算定基準になっているため寄付金控除(ふるさと納税)は関係ありません。
当記事ではむずかしい計算は省きますが、詳細はさとふる公式ブログをご覧ください。
公式サイト :ふるさと納税で保育料は安くなる?(外部リンク)
保育料を安くするためには『所得控除』を多くすること。
所得控除は以下のものがあてはまるのでチェックしてみてください。
医療費控除・生命保険料控除・雑損控除・社会保険料控除・個人型確定拠出年金(iDeCo)・小規模企業共済等掛金控除・地震保険料控除・障害者控除・寡婦(夫)控除・勤労学生控除・配偶者控除・配偶者特別控除・扶養控除・基礎控除
ふるさと納税は誰ができるのか
ふるさと納税ができるのは、翌年に支払う税金がある納税者です。
結婚していた当時のわが家だとサラリーマンの夫だけ。
専業主婦だった私には税金が発生していないため、ふるさと納税はできません。
専業主婦以外にも
- 扶養内のパート主婦
- 扶養に入っている学生
- 非課税世帯
- 所得税のみ支払う方
上記にあてはまる方は制度を利用できません。
会社員であっても、住宅ローン減税が適用されている方や医療費控除を行う方は要確認です。
控除上限額とは?いくら寄付できるのか
ふるさと納税として寄付できる金額には決まりがあります。
いくらでもできるわけではありません。
これを「控除上限額(限度額)」といいます。
この限度額は家庭によってちがいます。
- 収入
- 扶養人数
- 住宅ローン減税
- 医療費控除
など、いろんなものが加味されるので、4人家族だから寄付できるのは〇万円とは決まっていません。
控除額の上限は各納税サイトで調べることができます。
必ず調べてから寄付しましょう!
さとふるでシミュレーションする
簡単シミュレーションもできますが、源泉徴収票を用意して詳細版でおこなうことをお勧めします。
わが家の限度額シミュレーションを各サイトで比較しました。
関連記事 :寄付できる上限は?シミュレーションを比較
シミュレーションはあくまでも目安であり、生活が大きく変わった翌年は税額が変わる可能性もあるので注意が必要です。
- 退職・転職した
- 結婚・離婚した
- 扶養人数がかわった
- 妻が専業主婦じゃなくなった
- 医療費控除を受ける予定
- 住宅ローンを組んだ
あてはまる方は特に気をつけて下さい。
ふるさと納税は本当にお得な制度なのか
ふるさと納税は1月~12月末までに行った分であれば、寄付した日付がバラバラでも合算されます。
なので1万円をちがう日に3回寄付したからといって、実質負担金(手数料)が6,000円にはなりません。
その年すべてひっくるめて何か所に寄付しても手数料は2,000円です。
例えば、
お肉・お米・いくら、これが2,000円でいただけると考えるとお得ですよね。
ただ「お金持ちほど得をする」といわれるのもこれが原因。
- 限度額が2万円のわが家は、実質2,000円
- 限度額が5万円の未婚妹も、実質2,000円
- 限度額が1万円だった父も、実質2,000円
納税する額が多ければ多いほど、返礼品がたくさんもらえてしまう制度ということですね。
という方は、楽天市場でのおすすめ品をまとめたので参考になれば嬉しいです。
関連記事 :おすすめのふるさと納税自治体・返礼品
自己負担金2,000円を少なくする方法
ふるさと納税をおこなうと、必ず引かれる自己負担金2,000円。
この手数料も楽天ふるさと納税から寄付することで少なくすることができます。
楽天市場でお買い物をすると、購入金額に応じて楽天スーパーポイントがもらえるのですが、これがふるさと納税にも適用されるから。
もらえるポイントは会員のポイント倍率によって変わりますが、
現在のわたしの倍率は7倍なので、1万円の寄付をすると、700ポイントが楽天スーパーポイントとして還元されるんです。
年間2万円以上の寄付をすると考えればお得なのが伝わりますよね😊
楽天での寄付方法は「楽天ふるさと納税のやり方を詳しく解説」を参考にしてください。
さらに定期的に開催される
- 楽天スーパーセール
- 楽天マラソン
- ポイントバック祭り
お買い物するほど還元率あがるイベント時に寄付すると、より還元されるポイントが多くなります。
このイベントの詳細や、還元率をあげる方法は攻略方法を参考にしてもらえると嬉しいです。
ふるさと納税を行ったあとは
- ワンストップ制度(確定申告不要)
- 確定申告
このどちらかで申請が必要です。
関連記事 :ワンストップ特例制度のやり方を解説
ポイント倍率をあげるために必須な楽天カード。
楽天カードで寄付(決済)するとポイント還元率が通常の2倍になります。
年会費・入会費が永年無料で、楽天市場でのお買物(ふるさと納税)に欠かせません。
新規入会なら楽天スーパーポイントプレゼント中!
ふるさと納税のやり方が全てわかる記事まとめ
当サイトでは、ふるさと納税に関する記事をステップごとにまとめています。
控除上限額シミュレーションの方法から、寄付の手順・お得な寄付方法、ワンストップ特例制度の詳細もぜひお読みください。
ステップ1:仕組みを知ろう(当記事)
仕組みを理解してお得に納税
ステップ2:寄付できる上限額を知ろう
控除上限額シミュレーションを比較
ステップ3:ネットで寄付してみよう
お得な楽天ふるさと納税を詳しく解説
ステップ4:ワンストップ特例制度のやり方
ワンストップ特例制度はとっても簡単
お得な返礼品をチェック
楽天市場おすすめの返礼品
お得ワザ①:獲得した楽天ポイントの使い道
楽天ポイントの種類と使いかたを紹介
お得ワザ②:ポイントで支払額が減らせる
楽天ポイントはカード請求額につかえる